この先の『なんだか不安』が大きい理由。原因と対策を知れば軽くできます!

脳ってなんだろ

あなたには、未来への不安はありますか?学生の方なら、進学や就職先など、人生の選択肢を増やす時期だと思います。私は先生から「今、頑張らないと、将来、大変なことになるよ」なんて言われました。頑張って就職できましたが、未来への不安はつきません。家族もでき、未来について考えることはどんどん増えて、『なんだか不安だな』と感じます。あなたにもこんな感覚はありますか?

未来のことなんて考える必要はない!今、楽しければそれでいい!と、思われている方は、この先を読む必要はありません。

もし、私と同じように、未来について『なんだか不安』を感じているのでしたら、一緒に『不安』との付き合い方を考えましょう!そもそも、私たちの脳は、未来を正しく理解できないんです。2万年前のミスから脳や体に合っていないことをスタートさせて、不安という感情に悩むようになりました。不安を感じるのは仕方のないことなんです。

では、私たちはずっと、不安という感情で悩まなければいけないのでしょうか。そんなことはありません!

原因を知り、対策ができれば不安は軽くなります!今回の章では、①原因:2万年前のミスとは何なのか ②対策:未来の『なんだか不安』との付き合い方についてまとめました!

①2万年前のミス

どうして私たちは『不安』という感情に悩んでしまうのでしょうか。それを知るために、大昔までタイムスリップしましょう。私たちは木の実をとったり、狩りをする生活をしていました。危険なジャングルの中で生き残るために、感情はとても役に立ちました。それが、『不安』です。何か音が聞こえた、猛獣かもしれない。何か木の実を見つけた。毒があるかもしれない。こうやって私たちは、危険を避け、生き抜くことができました。

そして今から2万年前、大きな生活の変化がおこりました。農耕の始まりです。ジャングルへ狩りにでかけたり、木の実をとりにいく必要はありません。一年周期で収穫ができ、貯蔵もできます。しかし、この生活は私たちには合っていませんでした。脳は、一年も先のことを考えることはできないんです。この頃から、次の収穫はうまくいくだろうか、嵐がきたらどうしようと、不安に悩むようになりました。

『不安』という感情は、目の前の危険に対しての警報装置です。猛獣かも!毒かも!今すぐに対策をしないと死ぬぞ!と、私たちを行動させるために『不安』はあります。つまり、目の前の、大きな危険のための感情です。脳にとって、未来の、なんだか不安という感覚は未知のものです。脳は正しく処理することができず、エラーを出すようになりました。未来という感覚が、私たちを苦しめます。これが2万年前のミスです。

②『なんだか不安』との付き合い方

無い物は無い。まだ、起こっていない未来は、存在しないんです。しかし、私たちはカレンダーをつかって、未来があるように感じます。そして、未来の不安がよぎります。考えれば考えるほどに不安はふくれあがります。

そうした不安を解決するために、たくさんの商品やサービスが生まれました!しかし、商品やサービスを作る会社は、たくさん売らなければいけません。〇〇しなければこうまりますよ。〇〇のことを考えていますか?と、必要以上に不安をあおいでいるように感じます。

たくさんの未来を考える事が当たり前になり、『なんだか不安』という脳のエラーはどんどん大きくなります。優秀で、繊細な人ほど考えこむので、脳を疲れさせて、病んでしまいます。しかし、今の時代は未来を考えることが当たり前になってしまいました。もう未来という感覚は消すことができません。ここで時代に文句を言っても仕方がないので、自分の中の、『なんだか不安』との付き合い方を考えましょう!

〜見通しをつけて、今のことを考える〜

未来、今、過去をわかりやすくするために、工場のラインのイラストを見てください。未来のゲートから、赤い箱が出てきて、過去へ流れます。私たちが作業できるのは今だけです。立っている人は、あなたの意識だと思ってください。

実は、私たちの意識は、ほとんど今に向けられていません。未来の不安や過去の後悔で、あたふたしています。

未来のゲートからは何が出てくるのかわからない。のぞき込んでも、先は真っ暗。何も見えません。

わからないことはわからないので、未来をのぞき込むのはやめて、この先の見通しを立てることにしました。わからない事は、⑴信頼できる人に話を聞いたり、⑵本を読んだりします。

だいたいの見通しがついたら、今は、何をする時間なのか考えます。見通しを立てることができれば、意識を今に向けることができます。こうすることで、未来への『なんだか不安』という感情はかなり少なくなります。

ここで気をつけてもらいたいことが1つあります。見通しを立てるための、情報集めの方法です。ここを間違うと、不安をあおられたり、いらない商品を買ってしまうことになるからです。

例えば、老後のお金が不安になったとします。ここで、保険会社の人に話をうかがいました。保険会社の人はていねいに、説明してくれ、はっきりとどうすべきか話します。そして、1つの商品を買うようにすすめます。保険会社の人は、商品を売るプロです。保険会社の人に老後の不安を聞いても、返ってくるのは商品を買う理由です。

情報集めをどこでするのか。これを考えるときに、相手はどうやって利益をあげているのかを考えるといいかもしれません。⑴信頼できる人は、利益を考えないので、きっと大丈夫です。⑵本は、本を売る事で利益をあげています。発行してしまった本は書き直しができないので、しっかりと内容のチェックがされています。1冊買うのにお金はかかりますが、返ってくる知識はお金以上の価値があります。もし、本を読むのに抵抗がある方は、本の解説をされているユーチューバーの方を参考にしてください。とても面白いです!

以上が、未来の『なんだか不安』との付き合い方です。まとめると、

  • 私たちは、未来の不安について正しく理解できない。
  • 未来の不安は、大きくなり、脳に負担がかかる。
  • 見通しを立てて、今、何をするのか考える。
  • 情報を正しく集める。

ものすごい不安を感じても、過ぎてしまえば、なんてことなかった。という事は多いです。『心配事の9割は起こらない』という面白い本がありますが、まさにタイトルの通りだと思います。ほとんどの不安は起こりません。あなたの人生が楽しいものであるためにも、今回の、『なんだか不安』との付き合い方が役にたてれば嬉しいです😄今日も、ありがとうございました!

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