地獄、六道(りくどう)、これは仏教で使われる言葉ですが、死んだ後のことではないって知ってましたか?死んだら地獄か、天国かなんて話もありますが、実は違うんです。
私たちには欲があり、悩んだり苦しんだりしますよね。時には喜ぶこともありますが、全て、六道に当てはまります。人は欲を持つ限り、六道を輪廻(りくどうをりんね)するんだそうです。
今回の章では、六道とは何かについて書きたいと思います。六道を知ると、心の状態を客観的に見ることができます。欲から離れて悟りを開くのはハードルが高いので、自分がどの六道にいるのかを知りましょう!平常心に戻る、きっかけになると思います。
六道
地獄:生きるか死ぬかの状態。家族を失ったり、借金取りに追われたり、、仕事や受験で追い込まれているとき
餓鬼(がき):もっと食べたい!もっとお金が欲しい!と、欲の尽きない状態のとき
畜生(ちくしょう):人の心を傷つけたり、卑猥(ひわい)なことをするとき
修羅:ケンカをしているとき
人間:良くも悪くもないとき
天上:浮かれている状態。恋をしているときや、大儲けをして、笑いが止まらないとき
以上が六道です。あなたはどれに当てはまりますか?
餓鬼に気をつけましょう
ケンカをしていたり、浮かれているときは、修羅だな、天上だなとわかりやすいですが、餓鬼の状態は自分でも気づきにくいのではないでしょうか。
例えば、ハート、フォロワーがもっと欲しいなと思っているときも餓鬼の状態です。最近よく聞く承認欲求ですね。
仏教では、『苦しみの原因は求めてやまない心にある』と説いています。六道から逃れるのは難しいので、せめて『人間界』の中に居たいですね。今日も、ありがとうございました!
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