おはようございます。お鍋が美味しい季節になりましたね。私はタラのお鍋が好きなので、これからの冬が楽しみです!
さて、食材を買うときはスーパーへ向かうと思いますが、情報を集めるとき、あなたはどうしますか?
たとえば、今日の天気を調べるとき。きっと、スマホを使いますよね。
天気予報の画面を見て、無意識にスクロールすると、近所にオープンしたどら焼き専門店の記事が。読むと、玄米甘酒をつかったつぶあんを、天然酵母の生地でサンドと書いてあります。おいしそうですね!そのままスクロールすると、ユニクロ感謝祭の記事。その下には、セブンイレブンの新作スイーツ、「焼きカンノーロ」の記事。ついつい時間を忘れて読んでしまいます。
あれ?そういえば、今日の天気はなんだっけ?こんなことってないですか?
それもそのはず。脳のワーキングメモリには容量があるので、一度に大量の情報は処理できないんです。
この記事は、自分の能力をもっと上げたい方、体よりも頭が疲れている方のために書きました。ポイントは、情報を減らすことです。ぜひ最後までお読みください。
ワーキングメモリとは
ワーキングメモリとは、認知心理学において、情報を一時的に保ちながら操作するための構成概念で、短期記憶ともよばれます。
ワーキングメモリは、外からの情報を整理して保存したり、いらないものを削除したりしています。少しの情報であれば、ワーキングメモリの容量の中できちんと処理をしてくれるのですが、情報が多すぎるとうまく処理できません。大切な情報はどこかへいってしまいます。
スマホは便利すぎる
情報を買い物で例えてみましょう。スマホがない時代は、スーパーもあまりありませんでした。タラが必要なときは鮮魚店まで歩いていきます。
それが今やスマホ時代に変わってしまいました。玄関を開けると、巨大倉庫のようなお店があるようなものです。中に入ると、生活に必要なものが想像以上のサイズで棚に並んでいます。どれもお得で、魅力的に見えます!
大型店での買い物は楽しいよね!ついつい時間を忘れてしまうの!
そうなんです、楽しいんです!だから私は、大型店での買い物が苦手です。。
大型店へ行くと、ついつい買いすぎてしまいます。安いから、ここでしか買えないからと、必要ではないものを大量に購入してしまうんです。そして、本当に必要だったタラを買い忘れてしまいます。つまり、情報が多すぎて必要なことを忘れてしまうんです。
もうひとつ大型店が苦手な理由は、疲れてしまうからです。大量の商品の中から選ぶことが苦手で、買い物だけで疲れてしまいます。もう家で料理する気になれません。
大型店のような、全てがそろっているお店は本当に便利です。ただ、なんでもあるからこそ、歩くだけでワーキングメモリを酷使してしまいます。
スマホも同じで、情報が多すぎるんです。なんでもありすぎて、ワーキングメモリを酷使しすぎてしまいます。これが深刻で、スマホ認知症という病気が増えているそうです。
だからこそ、情報を減らすことが大切になります。
大型店で上手にお買い物をされる方は、何を買うのかを決めているのだそうです。必要なものだけをカートに入れて帰るので、余計な時間もかかりません。考えることも少ないので、ワーキングメモリの容量オーバーになることもありません。
スマホも、目的が終われば閉じるべきです。天気予報を見たら閉じる。ラインを返信したら閉じる。これで、ワーキングメモリの容量オーバーをすることはありません。
能力を引き出すのか、病気になるのか、、
私たちの脳はとんでもない能力を持っていますが、ワーキングメモリの容量は限られています。もし、体よりも頭が疲れている方は、ワーキングメモリの使いすぎ、脳疲労の状態かもしれません。脳疲労は、スマホ認知症やうつになる前の状態です。できるだけ、情報を減らすことが必要です。
脳疲労は、私も含めてたくさんの人に当てはまるのではないかと思います。
疲労は休めば治りますが、病気になれば、治りません。
疲労に気づいて休むことは、頑張ることよりも大切です。
まとめ
- ワーキングメモリで、情報を短期的に記憶し、処理している。
- ワーキングメモリの容量は限られている。
- 情報を減らすと、ワーキングメモリが正しく処理してくれる。
- 情報が多いと、ワーキングメモリを酷使し、脳疲労になる。
- スマホは目的を決めて操作する。
ほっと一息つくときに、スマホを開く方は多いと思います。スマホを開くと、ラインの通知、お得な広告など、たくさんの情報がとびこんできますよね。これは脳を酷使している状態です。せっかく一息つくのでしたら、スマホは閉じたままにしてみませんか?
情報を減らして、頭をスッキリさせて、せっかくの能力を発揮しましょう!今日も、ありがとうございました!
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